知らず知らずのうちにやっている貧乏になる習慣

「毎日の習慣が、人をつくる」と言いますが、知らず知らずのうちに貧乏になるような毎日を過ごしてしまっています。私の経験も含めて、貧乏になりそうな習慣や考え方についてちょっと書いてみます。

 

物事を継続できない

生まれた環境によって元から格差があるのですが、怠惰は貧困を加速させるのではないかと思います。

飽き性で物事が続かない。ダイエットでも運動でも「やろう!」と決めたことが続かないことがあります。ですが、これは本当にもったいないことです。

やりたいと話している人の中で、本当に何かを始める人はほんの数パーセントだそうです。そしてそこから継続して続けていける人はもっと少ない。継続は力なりと言いますが、続けるということは、それだけ大きな力の源になるということです。多くの人が継続することが苦手なので、やり続けるだけでその道のスペシャリストになることが出来ます。才能がないとか、記憶力がないとか、めんどくさいとか忙しいとか・・・色々と物事を続けられない理由は浮かびますが、継続の先に結果がついてきます。才能がなくても、続ける人が少ないのであればその道の上位には食い込めそうです。

お金に直結しないと考えられる趣味でも、いつしかそれが仕事になっている人って本当によく見かけます。アイスを食べ続けてアイスの専門家になったり、アクセサリーを作るのが好きで、フリマアプリでアクセサリー作家になったり、これも継続していたから結果につながったんだなと思います。続けるって本当に難しくて、大事なことです。

 

マイナス思考が止まらない

もし、失敗したらどうしようと考えたり、人に批判され自分を必要以上に攻めてしまったり、こういう思考状態に陥ることってありますよね。マイナス思考が止まらない人は、自己評価が低い状態だと思いますが、自分を客観的に見れない時や、自己評価が低い場合、チャンスを逃してしまうことがあります。大きな仕事を任されそうになったとき、自分には無理だと断念してしまってはもったいないです。誰だって失敗することはあるんだから、チャンスがあれば乗っかるべきです。もし失敗したことを批判された場合は、チャンスに恵まれなかった人からの嫉妬かもしれません。努力したのなら、気にしないのが一番です。その資格があるからチャンスにありつけるわけなので、堂々と乗っかってください。幸せになる資格が自分にはあるといつも思っておいて欲しいです。マイナス思考が止まらない人も、この言葉を心にとめておくだけでだいぶ変わると思います。失敗を引きずらないのが得策です。失敗に引きずられて、委縮するのはもったいない。私もいつも「幸せになる資格がある」と自分に言い聞かせています。

みんなと同じことをすれば安心だ

みんなが持っているから、みんながそうしているからと言って自分も同じようにしようと考えるのはとても危険です。

周囲の人と同じように生活しようとして、買い物なんかをしようとしている場合、思考が停止しちゃっているかもしれません。今、買おうとしているものが本当に必要なものなのかちゃんと考える必要があります。買い物の理由が、本当に必要なものを手に入れたいからなのか、ストレス発散のためなのか、みんなと同じものが欲しいからなのかちゃんと考えてください。誰かについていくのではなくて、自分の頭でしっかり考え納得すること。どんなにお金を稼いでも支出が多ければ、お金は貯まりません。

人や流行に流されないこと、計画的にお金を使うということはとても大切です。

 

受動的に情報を得ている

TVをつけっぱなしにしている、いつも同じ媒体のコラムをなんとなく読んでいる、こういう場合は何度も同じ思考を繰り返し受動的に聞かされていることになります。今は誰でも情報を発信できる時代ですし、多くの情報であふれていますがそれを精査するというのはとても難しいことです。いつも何気なく触れている情報の中には正しくないものや他人の悪意のある意図が介入しているのかもしれません。あまり好きな言葉ではないですが、情報弱者をターゲットにした詐欺や、商法にひっかからないように気を付ける必要があります。

あらゆる商法や、詐欺は大人が必死に考えた手法ですので、引っかかる可能性が高いと考えて行動するのが良いです。

昔、ねずみ講の女性が私に言った言葉があります。「本当に大事な決断をするときは、一人で考えるもの」それって、真実かもしれませんが物事の判断が正しくできる場合に限ります。みんながやっているからと言って、周囲の意見に流されないのも大切ですが、情報を精査できる能力がなければいけません

また、TVなんかで凄惨な事件や事故などがニュースで流れることがあります。これにも何度意識を向けたり、感情移入しすぎることは控えましょう。もちろん、ニュースを知って事故を回避するため予防できるという利点もあるのですが、不幸なニュースを聞き続けると気持ちが滅入ってしまいます。マイナスな思考状態に陥りやすいので、私は極力避けるようにしています。

 

かといって貧乏は自己責任だけとはいえない

貧乏になる習慣って、知らず知らずのうちにやってしまっています。だけど、お金がないって批判されることではないと思います。生まれつき、長男と次男では、教育の熱意やお金をかけてもらう金額が違うと言われています。生まれた順番や家庭状況など、元から人間ってフェアなところで戦っていませんから。面倒くさがりな性格だからといって人から非難されたとしても、その人は人より疲れやすい体質なのかもしれません。ストレス耐性だって、個人差がありますし、周りが考えている問題よりも貧乏になってしまう習慣を作り出している原因ってもっと根深いんだと思います。それを踏まえたうえで、ただ、何となく流されていたら貧乏になってしまうということが言いたかったのです。出来ることから始めるのが大切ですよね。

お金は人生の選択肢を増やしてくれますから、あった方がいいけど、なくても大丈夫な世の中になれば一番幸せですね。